シニア健康情報

関節が「ポキポキ」大丈夫?



ふいに立ち上がろうとした時や首を捻った時に「ポキ」「グリ」っと音が鳴る時がありませんか?何回も続くと少し不安にもなりますよね!?
実はこの音の正体…誰にも判っていないのです。



|ポキッの正体は骨ではない

関節が鳴る箇所といえば、指・首・腰・肩・膝でしょうか?

通常皆さんが聞いている音は骨が鳴っている訳ではありません。
音の正体の説としては、関節内に溜まっている気泡が弾ける音であるとか、靭帯が急激に引き伸ばされる音であるとか、関節に腱が巻き込まれる音など様々です。
音を分析して、世の中にある色んな音と比較し、どの音に近いかと実験を行った事もあるようですが、これと言った結論には達しなかったようです。
結論からすると、「痛みを伴わない音は気にしなくても良い」のです。もしも、音と共に痛みや違和感が生じた場合は医師に相談しましょう。



|関節を無理に鳴らすのは止めましょう





「指の関節を鳴らし過ぎると関節が太くなる」や「首を鳴らすと骨が変形する」といった話を伺うことがありますが、それを証明するデータは存在しません。
ただ、指の関節を鳴らし過ぎて炎症を起こしてしまい、関節が腫れてしまう事は考えられます。
また、首の骨周辺には脳に対する重要な血管や神経が沢山通っていますので、勢いよく捻ったりすると、血管や神経を傷つける可能性もあります。
無理に音を鳴らそうとすることは控えましょう。




|ポキっと鳴ったら体を動かすサイン


コロナの影響で自宅にこもりがちとなり、腰痛や肩こりなどの悩みを抱える人が増加しました。これは不活発な生活による筋力の低下や、姿勢不良、体重増加などが原因です。
ふとした時に鳴る「ポキッ」は、“体を動かして”のサインなのかもしれません。



首が鳴ったら、ゆっくりと首回しをする。
膝が鳴ったら、足を擦る・軽く曲げ伸ばしをする。
などなど…
音が鳴ったエリアを優しくケアしてあげましょう。

凝り固まった部分をほぐすことで、身体も気分もスッキリしますよ。
自粛生活が長引く今こそ、身体のサインに目を向けてみましょう。